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▼日誌
    路地に迷う自転車のごとく

迷宮旅行社・目次

これ以後


2002.8.31 -- 明日から学校。その微妙な心境。なつかしい。 --

●そうこうしているうちに、8月も終り。メールの返事、その他、不義理をおわびいたします。

冒頭の写真は、友人(新聞記者)からの提供です。


2002.8.30 -- I'd rather be a kawauso than a saitoo --

●わたしは、どこか、『伝染るんです』(吉田戦車)における、斎藤のような存在なのだろうか。

高橋秀実『からくり民主主義』


2002.8.6 -- 予定外のできごと --

●NHK教育「ミニ英会話・とっさのひとこと」に出てくる中田さん。あれでギャラいくらなのか。というかどういう人なのか。

●夜、わけもなく渋谷から神泉駅(井の頭線)まで熱帯夜の雑沓を歩いた。駅前に着くと、こじんまりして趣味のよいというか趣味的というかそういう喫茶店があり、一休みする気になった。コーヒーを頼んだら、期待通りきちんとした味だ。ゆったり飲む。すると、バイオリンのかすれたような音色がジャズを奏ではじめた。その響き、仕事モードの再開で即座にささくれ立っていた心を、しばしまどろませる。聞き覚えがあるけれど、メロディーどおり弾くわけではなく、もどかしい。有線放送なので曲名の調べようもない。●家に帰り、数少ない手持ちのジャズCDを聴きなおした。結論としては、やはり「フラメンコ・スケッチ」だろう。マイルス・デイビスの名盤『Kind of Blue』のラストナンバーだ。ビル・エバンスが作曲し自らもピアノを控えめに弾いている(間違い!。作曲はマイルス)。言うまでもなく永久保存盤。しかし、あのバイオリンによる演奏がまた、あまりに心地よかった。誰なのだろう。また出会うことがあるといい。どこか遠く、見知らぬ街の、見知らぬ喫茶店で。


これ以前

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